あなたは「戯言」という言葉を目にしたとき、何と読みますか?
「戯言」という言葉には、「ざれごと」と「たわごと」の2つの読みがあり、それぞれの読み方で意味が違います。
読み方が変わっても大して意味は変わらないのであまり重要ではないかもしれません。ですが、少しだけニュアンスが異なります。
僕は読み方一つで微妙なニュアンスの違いを含む「戯言」という言葉が好きです。
今回は、そんな「戯言」という言葉について説明するとともに、僕が「戯言」に惹かれる理由についてお話していきます。
「戯言」の読み方と意味
ざれごと
「ざれごと」と読むときは、「ふざけた話」や「冗談」という意味になります。
たわむれたり、笑い話をするような面白みを含むニュアンスで、
ポジティブな文脈に使用されます。
たわごと
「たわごと」と読むときは、「中身のない話」や「ばかばかしい話」という意味になります。
ただ意味もなく、面白くもないというニュアンスを持ち、
ネガティブな文脈に使用されます。
意味が逆転する
「くだらない話」という大体の意味は特に変わりはありませんが、読み方が変わるだけで
「ざれごと」はポジティブ
「たわごと」はネガティブ
といった全く逆のニュアンスを含む意味に変わります。
会話の中で「ざれごと」と「たわごと」が使われる際は、読み方が違うのでその場でどちらのニュアンスで使っているのか判断することができますが、書き言葉になるとふりがながない限りどちらも同じ「戯言」になってしまいます。
ですが!
僕はそんな、字面では一緒でも読み方でニュアンスが真逆になるところに魅力を感じるんです!
解釈を任せられる
僕が「戯言」という言葉に魅力を感じるのは、
文章に使ったときに言葉の解釈を読んだ人に任せられるからです。
たとえ、ある人にはどんなにくだらない「たわごと」のような話だったとしても、他の誰かにとっては多少なりとも面白みのある「ざれごと」になるかもしれない!
人によって受け取り方が逆転しうる魔法の言葉だと思うのです!
某〇〇ゆきさんが
「それってあなたの感想ですよね」
と言うように、
解釈が読む人によって違うことは何も悪いことではないですし、
すべての解釈を丸投げするのも構わないと思うんですよ。
僕が「戯言」という言葉を知った時、2022年の流行語大賞にノミネートされた
「知らんけど」
と同じようになんて無責任で、なんて使い勝手のいい、なんて最高の言葉なのだと思ってしまったのです。
これから気まぐれで自分が書いていて楽しいブログを更新しようと思っているんですけど、
もう「戯言」を使うしかないですよね。
誰かのためになったらそれは願ったり叶ったりですけど、自分本位に楽しむことを第一に続けたいですし、くだらない話の解釈を読む人にまかせて、いっそのこと面白いかどうかも丸投げしてしまいましょう。
ということで、思い切って当ブログに「戯言」というカテゴリを作って、
僕の頭から垂れ流される煩悩、妄想、なんでもかんでも気の向くままに投稿していきたいと思いまーす。
ありえないと思いますが真面目に「戯言」の意味を調べていてこのサイトに行きついた人がましたら、
本当にすみません。
この記事は戯言というカテゴリを作りたいがために作ったものになるので、
この記事はきっとあなたにとって
「たわごと」
だったと思います(キリッ)
改めて本当にすみません。
まあでも、今後「戯言」を投稿していくので良かったら少しだけでも見てやってください。